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2024年度第48期の年次総会を5月29日(水)午後3時から、KKRホテル東京10階瑞宝の間に於いて開催いたしました。
主催者挨拶として、河村建夫会長より石川県能登半島震災義援金のご協力に対し、また日韓パートナーシップ宣言25周年記念事業へのご協力、ご尽力に対してお礼を申し上げ、人的交流の更なる促進に対応すべくお話を頂きました。

その後、議長に金光一副会長を指名し審議に入りました。
すべての議案は満場一致で承認を頂きました。

第2部の懇親交流会では、開会に先立ち1月1日石川県能登半島で発生した地震で被災に遭われた皆様、犠牲になられた皆様に謹んでお悔やみとお見舞い申し上げ、併せて日韓親善にご尽力を頂きました物故者の皆様のご冥福を祈り黙祷をいたしました。

乾杯の音頭は、呉公太中央会名誉顧問にお願いし、懇談に入りました。
乾杯後、日韓議員連盟の中川正春副幹事長が到着しご挨拶を頂き、その後懇親交流の集いも宴たけなわでございましたが、中締めとして陳賢徳前栃木県民団団長にお願いをいたし、最後に1本締めで大変有意義な時間の幕を下ろさせていただきました。


青少年交流事業は、未来を担う日韓の青少年が交流し親睦を深めることを目的として、韓日親善協会中央会のご協力をいただきながら、毎年相互訪問するプログラムとして開催致しております。
コロナ明けの再開となりました2024年度は7月29日~8月3日の5泊6日で、韓国から訪日団受け入れをいたしました。

第1日目は、羽田国際空港到着後、埼玉県日高市の高麗神社に向かい、高麗文康宮司より、高麗神社の生立ちと日韓の歴史の詳細についてご説明を頂き、その後全員で隣接する高麗山聖天院を参拝し、王仁博士の像等を研修し都内に戻りました。

あいにく交通渋滞の為、上野公園の王仁博士記念碑はスルーして1泊目の宿舎に直行し、中央会主催の歓迎夕食会を両国のちゃんこ料理で河村会長参加の上開催いたしました。

第2日目は、宿舎より麻布に向かう車窓から下町や日本橋の風情を研修し、韓国大使館に向かいました。
大使館の役割を李公使参事官より研修頂き、大使館の役目や歴史を体得し、大変有意義な時間となりました。

その後、永田町の国会議事堂の見学、並びに昼食会を開催し、一院制の韓国国会と比べての二院制度をしっかりと学ばれたようです。

国会議事堂の後は、麻布の民団中央本部に向かい、在日の皆様方の活動状況や、その苦難の歴史を日韓両国の学生は熱心に聞きいっておりました。

研修の後は民団中央本部主催の歓迎夕食会を開催して頂き、本日の宿舎、立川へ中央高速道路で移動いたしました。

3日目は宿舎から山梨県甲府市の山梨県日韓親善協会・山梨県民団地方本部の表敬訪問に向かい記念品の交換等を交わしました。
途中ハイジの村で昼食後、北斗市浅川伯教・巧兄弟資料館に向かい、植民地政策時代の朝鮮半島での活動支援についてご説明を受けました。

その後、今回のメイン行事、富士北稜高等学校での交流訪問に向かいました。

歓迎式典の後、書道部や茶道部の活動等校内を研修後、北稜高校の生徒9名も同じバスに乗車して本日の食事宿泊場所に向かい、夕食はアウトドア型のBBQを全員で堪能いたしました。

第4日目は富士山周辺の自然を十分に堪能、しかし体力的にはかなりハードだったか もしれません。

スタートは、忍野八海で湧流水の見事さ、富士浅間神社では樹齢という木々の重厚な歴史、新倉山浅間公園では生憎富士山は雲の中でしたが自然の雄大さを、そして育樹祭広場での全員の植樹会では、次回への訪問を心に誓い会場を後に致しました。

第5日目は宿舎からサンリオピューロランドを時間の許す間、各自の責任と行動で楽しく有意義に交流を重ねました。

午後は原宿竹下通り周辺、豊洲千客万来を散策後、築地ではつきじ喜代村での日本食の代表格“にぎり寿司”を堪能し、またタイミングよく盆踊りにも出くわし、羽田空港近くの宿舎へ向かいました。

第6日目は宿舎で朝食としてお弁当をいただき、羽田空港出発ロビーでは笑顔と涙顔が交互にしながらいくつかの輪ができ、別れを惜みつつ出国ゲートに向かいました。
訪日団の乗った飛行機はほぼ定刻の12時10分頃静かに飛び立ちました。


2024年7月16日午後2時30分からホテルニューオータニ鳳凰東の間に於いて、当会と日韓議員連盟との共同主催として尹徳敏特命全権大使の歓送会を賑々しく開催いたしました。
